ICRP基準が世界の「公式」基準であることに疑いはありません。それが原爆による一瞬の高線量外部被ばくの殺傷力研究から生まれたのも事実では?原子力の平和利用を推し進めるIAEAや、国連もWHOも各国政府も、このモデルから離れたくない理由は想像するしかありません。世界中の原発周辺で住民や作業従事者の間で健康障害が「散見」されても「疫学的」「科学的」に原発起因とは断定できないと因果関係を退けられています。広島・長崎の原爆症にしても、放射性降下物による二次被ばく被害が裁判で20数回も勝訴を続けるようになったのもこの10年くらいのことです。
ECRRは政府公認でなく在野組織。しかしそのECRRに名を連ねる澤田昭二教授の内部被ばく論証が国を相手に連戦連勝している事実。
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/148/genki148_5.html
もしも広瀬隆やガンダーセンを「危険厨」「煽り」と非難する一方で、なおバランスを取ろうとするなら、「プルトニウムは飲んでも安全」の大橋東大教授や、「絶対に放射能漏れしないから安心」と自信たっぷりで女性視聴者一番人気「赤メガネ」澤田哲生東工大助教あたりを今更ながら持ち上げないと無理。
「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」
http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc
残念ですがこの状況では中庸を取る意見は何も言わないに等しいでしょう。やっぱり「週刊現代」と「週刊ポスト」の両方に目を通すしかないですかね?
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