ICRP基準が世界の「公式」基準であることに疑いはありません。それが原爆による一瞬の高線量外部被ばくの殺傷力研究から生まれたのも事実では?原子力の平和利用を推し進めるIAEAや、国連もWHOも各国政府も、このモデルから離れたくない理由は想像するしかありません。世界中の原発周辺で住民や作業従事者の間で健康障害が「散見」されても「疫学的」「科学的」に原発起因とは断定できないと因果関係を退けられています。広島・長崎の原爆症にしても、放射性降下物による二次被ばく被害が裁判で20数回も勝訴を続けるようになったのもこの10年くらいのことです。
ECRRは政府公認でなく在野組織。しかしそのECRRに名を連ねる澤田昭二教授の内部被ばく論証が国を相手に連戦連勝している事実。
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/148/genki148_5.html
もしも広瀬隆やガンダーセンを「危険厨」「煽り」と非難する一方で、なおバランスを取ろうとするなら、「プルトニウムは飲んでも安全」の大橋東大教授や、「絶対に放射能漏れしないから安心」と自信たっぷりで女性視聴者一番人気「赤メガネ」澤田哲生東工大助教あたりを今更ながら持ち上げないと無理。
「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」
http://www.youtube.com/watch?v=VNYfVlrkWPc
残念ですがこの状況では中庸を取る意見は何も言わないに等しいでしょう。やっぱり「週刊現代」と「週刊ポスト」の両方に目を通すしかないですかね?
2011年7月27日水曜日
見逃していた。楢葉町が手を上げようとしていたなんて・・・
楢葉町と言えば亡き妻の故郷。実家は津波で流され20キロ圏内だからばあさまも戻れずにいわきにいる。原発周辺の乳がん死率が実は高いらしいというアメリカからの情報はつい最近知った。そもそも微量な粒子を含む放射線は常に漏れ出し続けているのが稼働中の原発の実態だというのも本当に知らなかった。
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/0ab132aac685f17f1db2a683c164486f
佐藤前知事が双葉地区を核のゴミ捨て場にさせてはいけないと心配していたのは、こんな動きを知っていたからなのか。
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/0ab132aac685f17f1db2a683c164486f
佐藤前知事が双葉地区を核のゴミ捨て場にさせてはいけないと心配していたのは、こんな動きを知っていたからなのか。
もうすぐ全県民の健康調査をしてくれるらしい
200万県民すべてに健康調査・・・ありがたいことはありがたいんだけど。ボスがやだな。
ちゃっかり副学長におさまって、職権として我々のデータを要求するのであろう山下教授。拒否しようものならまた言われるのかな?「みなさんは疫学調査のためにデータを提供する義務があるんです!」
手始めに川俣町や飯舘村の選ばれた人たちが千葉の放射線医学研究所でホールボディーカウンターで内部被ばく量を測定してもらってるそうだ。4か月過ぎた今頃ですかっ?
ニムオロ塾というブログのえびすさん
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28
根室在住らしい。
この著者は計測機器を仕事で扱った経験があってホールボディーカウンターについて私らよりはくわしそうだ。以下のように述べている。ポイントはここだと思う。
「体内被曝で問題となるのはガンマ線だけではない、アルファ線やベータ線のほうが細胞遺伝子へのダメージがはるかに大きいのだが、放射能の微小なチリが肺 に取り込まれていたとしてもそのエネルギーは細胞に吸収されてしまい体外へ漏出してこないから測定不可能なのではあるまいか、というのが素人である私の意 見だ。
換言すると、ホールボディカウンターはガンマ線のみを検出するので、それよりもはるかに強く細胞遺伝子を傷つけるアルファ線やベータ線は検出できない代物なのだ。だから、ホールボディカウンターの検査を受けて検査データが検出限界値以下であっても内部被曝がないことの証明にはならぬ。」
以前から気になっていて、周りの人に尋ねていたことだが、3号機はMOX燃料が空中高く吹き飛んで散乱したのだ。2キロ離れたところでプルトニウム塊が発見されたとさすがの東電も公式発表せざるを得なかった。その後空間(ガンマ)線量測定運動がおおはやりとなり、ヨウ素とセシウムのデータにだけ目を向けられ続けた。(10パーセント程度ともいわれる)一定の割合で含有されていたにちがいないプルトくんやストロンチウムちゃんはすっかり日蔭者にされてる?
ホールボディーカウンターで計測となればいかにも徹底的な測定で調べつくしたかのような印象を与える。その数値を「健康手帳」に烙印される。事故直後のデータはない。計測時点でヨウ素の値はゼロ、ぷるとクンやすとろんちゃんも検出不能。セシウム起源の低いガンマ線の値だけが大手を振って独り歩きする。いったい誰に有利に働くのだろうか?
著者はブログの末尾で「放射能汚染地域老人特権特区構想」をぶち上げている。そうか30キロ圏は避難で80キロ圏は老人村か・・・36キロじゃじたばたしても遅いか?ツキノワグマは50過ぎてるから老齢かな?著者の言うのが正しいとなると温泉につかって諦観するしかないなこりゃ!
でもこんなふうに「危険」「危険」と煽ってる人ばかりじゃない。福島県には国の放射線研究の各種機関が大挙してやってきてくれるんだそうな。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post_7698.html
もちろん「安全」だから来てくれるんですよね?あれっわかんなくなってきた。本当に安全ならそんなに意気込んでものすごい予算をつけてくれても無駄になるんじゃない?
ちゃっかり副学長におさまって、職権として我々のデータを要求するのであろう山下教授。拒否しようものならまた言われるのかな?「みなさんは疫学調査のためにデータを提供する義務があるんです!」
手始めに川俣町や飯舘村の選ばれた人たちが千葉の放射線医学研究所でホールボディーカウンターで内部被ばく量を測定してもらってるそうだ。4か月過ぎた今頃ですかっ?
ニムオロ塾というブログのえびすさん
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28
根室在住らしい。
この著者は計測機器を仕事で扱った経験があってホールボディーカウンターについて私らよりはくわしそうだ。以下のように述べている。ポイントはここだと思う。
「体内被曝で問題となるのはガンマ線だけではない、アルファ線やベータ線のほうが細胞遺伝子へのダメージがはるかに大きいのだが、放射能の微小なチリが肺 に取り込まれていたとしてもそのエネルギーは細胞に吸収されてしまい体外へ漏出してこないから測定不可能なのではあるまいか、というのが素人である私の意 見だ。
換言すると、ホールボディカウンターはガンマ線のみを検出するので、それよりもはるかに強く細胞遺伝子を傷つけるアルファ線やベータ線は検出できない代物なのだ。だから、ホールボディカウンターの検査を受けて検査データが検出限界値以下であっても内部被曝がないことの証明にはならぬ。」
以前から気になっていて、周りの人に尋ねていたことだが、3号機はMOX燃料が空中高く吹き飛んで散乱したのだ。2キロ離れたところでプルトニウム塊が発見されたとさすがの東電も公式発表せざるを得なかった。その後空間(ガンマ)線量測定運動がおおはやりとなり、ヨウ素とセシウムのデータにだけ目を向けられ続けた。(10パーセント程度ともいわれる)一定の割合で含有されていたにちがいないプルトくんやストロンチウムちゃんはすっかり日蔭者にされてる?
ホールボディーカウンターで計測となればいかにも徹底的な測定で調べつくしたかのような印象を与える。その数値を「健康手帳」に烙印される。事故直後のデータはない。計測時点でヨウ素の値はゼロ、ぷるとクンやすとろんちゃんも検出不能。セシウム起源の低いガンマ線の値だけが大手を振って独り歩きする。いったい誰に有利に働くのだろうか?
著者はブログの末尾で「放射能汚染地域老人特権特区構想」をぶち上げている。そうか30キロ圏は避難で80キロ圏は老人村か・・・36キロじゃじたばたしても遅いか?ツキノワグマは50過ぎてるから老齢かな?著者の言うのが正しいとなると温泉につかって諦観するしかないなこりゃ!
でもこんなふうに「危険」「危険」と煽ってる人ばかりじゃない。福島県には国の放射線研究の各種機関が大挙してやってきてくれるんだそうな。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post_7698.html
もちろん「安全」だから来てくれるんですよね?あれっわかんなくなってきた。本当に安全ならそんなに意気込んでものすごい予算をつけてくれても無駄になるんじゃない?
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