200万県民すべてに健康調査・・・ありがたいことはありがたいんだけど。ボスがやだな。
ちゃっかり副学長におさまって、職権として我々のデータを要求するのであろう山下教授。拒否しようものならまた言われるのかな?「みなさんは疫学調査のためにデータを提供する義務があるんです!」
手始めに川俣町や飯舘村の選ばれた人たちが千葉の放射線医学研究所でホールボディーカウンターで内部被ばく量を測定してもらってるそうだ。4か月過ぎた今頃ですかっ?
ニムオロ塾というブログのえびすさん
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28
根室在住らしい。
この著者は計測機器を仕事で扱った経験があってホールボディーカウンターについて私らよりはくわしそうだ。以下のように述べている。ポイントはここだと思う。
「体内被曝で問題となるのはガンマ線だけではない、アルファ線やベータ線のほうが細胞遺伝子へのダメージがはるかに大きいのだが、放射能の微小なチリが肺 に取り込まれていたとしてもそのエネルギーは細胞に吸収されてしまい体外へ漏出してこないから測定不可能なのではあるまいか、というのが素人である私の意 見だ。
換言すると、ホールボディカウンターはガンマ線のみを検出するので、それよりもはるかに強く細胞遺伝子を傷つけるアルファ線やベータ線は検出できない代物なのだ。だから、ホールボディカウンターの検査を受けて検査データが検出限界値以下であっても内部被曝がないことの証明にはならぬ。」
以前から気になっていて、周りの人に尋ねていたことだが、3号機はMOX燃料が空中高く吹き飛んで散乱したのだ。2キロ離れたところでプルトニウム塊が発見されたとさすがの東電も公式発表せざるを得なかった。その後空間(ガンマ)線量測定運動がおおはやりとなり、ヨウ素とセシウムのデータにだけ目を向けられ続けた。(10パーセント程度ともいわれる)一定の割合で含有されていたにちがいないプルトくんやストロンチウムちゃんはすっかり日蔭者にされてる?
ホールボディーカウンターで計測となればいかにも徹底的な測定で調べつくしたかのような印象を与える。その数値を「健康手帳」に烙印される。事故直後のデータはない。計測時点でヨウ素の値はゼロ、ぷるとクンやすとろんちゃんも検出不能。セシウム起源の低いガンマ線の値だけが大手を振って独り歩きする。いったい誰に有利に働くのだろうか?
著者はブログの末尾で「放射能汚染地域老人特権特区構想」をぶち上げている。そうか30キロ圏は避難で80キロ圏は老人村か・・・36キロじゃじたばたしても遅いか?ツキノワグマは50過ぎてるから老齢かな?著者の言うのが正しいとなると温泉につかって諦観するしかないなこりゃ!
でもこんなふうに「危険」「危険」と煽ってる人ばかりじゃない。福島県には国の放射線研究の各種機関が大挙してやってきてくれるんだそうな。
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post_7698.html
もちろん「安全」だから来てくれるんですよね?あれっわかんなくなってきた。本当に安全ならそんなに意気込んでものすごい予算をつけてくれても無駄になるんじゃない?
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