正直覚悟はしてましたけど、メディアで実際にこのように突きつけられると複雑な気持ちになりました。
東電はもとより国や県の事故情報隠し、マスコミの大本営発表、避難指示区域等指定にあたっての迷走、そして健康リスクアドバイザーのことば・・・
被災住民が必ずしも行政をあてにしてはいけないことを、いつの間にやら確信しました。そしてこの構図は住民と国・企業が原告被告に分かれて争う公害訴訟にうり二つであると気づいていました。
記事の中身は建設的な提案が書いてあるのですが、しかしこのようにあからさまに名指しされてしまうと、なんだか体の力が抜けてしまいます。そしてさらに思うのは、大変失礼なことですが、そうなるのは私の心の中に「水俣」への偏見が潜んでいたが故のことであると、厳しく認めねばならないということ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110620/221029/?P=3
2011年6月26日日曜日
(転載) 第一原発の津波高14メートルは誤り〜市民が追及
いよいよ津波の高さまでウソだったと認めざるを得ないのか?
IAEA虚偽報告の罪は問われないのか?核兵器拡散ににらみをきかせると同時に、原子力平和利用(すなわち原子力発電)推進団体でもあるIAEAは、GE製原子炉の耐震性能に著しい欠陥があったことを今でも認めたくないのだろう。
OurPlanetTV( http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1128 )
1998年から原子力発電所に問題に取り組んで来た「東電と共に脱原発をすすめる会(友共の会)」は6月17日、震災直後の事故経過に関して、東京電力から事説明を受けた。質疑応答の中で、これまで東京電力が「14〜15メートル」と説明してきた津波の高さは誤りであり、実際には現在も数値が不明であること。また、電源のほとんどが津波ではなく地震で喪失している事実などが明らかになった。
「東電と共に脱原発をすすめる会(友共の会)」は1998年、福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入した事故を契機にスタートした消費者グループ。2ヶ月に1回の割合で定例会を開き、東京電力に、原子力発電所の様々な事故に対して説明を求めて来た。本来は4月に定例会が予定されていたが、3月11日の福島第一原発事故によって延期となったため、今回が事故後初の定例会となる。
友の会からは最も追及が激しかったのは津波の高さ。東京電力はこれまで「津波の高さは14〜15メートル」と説明してきたが、気象庁の発表している津波高を基準に考えると、福島第一原発に押し寄せた津波は5メートル前後と想定されると追及。敷地内への浸水の高さを表す「浸水高」を「津波高」と混同し、政府やIAEAの報告書に記載しているとして、報告書の記載の訂正を求めた。
これに対し、東京電力の広報部原子力センターの三友正喜所長は「津波とか遡上高といった概念の差はあるだろうが、14メートルの水が来たと認識している。待って欲しい」と回答。会場からは、原発推進政策を変えないために、「想定外の津波による事故」と説明を繰り返しているのは意図的な嘘だとの声があがった。
この他、交流電源の喪失は全て地震によるものであったことや、東京電力が記者会見などで否定している地震による配管破断が起きている可能性も、市民の指摘により、次々と明らかにされた。更に、3号機の爆発が,使用済み燃料プールの即発臨界であったのではないかとの質問に対しても、明確な反論が出来ず回答を留保した。
IAEAに対する政府報告
( http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/backdrop/20110607001.html )
IAEA虚偽報告の罪は問われないのか?核兵器拡散ににらみをきかせると同時に、原子力平和利用(すなわち原子力発電)推進団体でもあるIAEAは、GE製原子炉の耐震性能に著しい欠陥があったことを今でも認めたくないのだろう。
OurPlanetTV( http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1128 )
1998年から原子力発電所に問題に取り組んで来た「東電と共に脱原発をすすめる会(友共の会)」は6月17日、震災直後の事故経過に関して、東京電力から事説明を受けた。質疑応答の中で、これまで東京電力が「14〜15メートル」と説明してきた津波の高さは誤りであり、実際には現在も数値が不明であること。また、電源のほとんどが津波ではなく地震で喪失している事実などが明らかになった。
「東電と共に脱原発をすすめる会(友共の会)」は1998年、福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入した事故を契機にスタートした消費者グループ。2ヶ月に1回の割合で定例会を開き、東京電力に、原子力発電所の様々な事故に対して説明を求めて来た。本来は4月に定例会が予定されていたが、3月11日の福島第一原発事故によって延期となったため、今回が事故後初の定例会となる。
友の会からは最も追及が激しかったのは津波の高さ。東京電力はこれまで「津波の高さは14〜15メートル」と説明してきたが、気象庁の発表している津波高を基準に考えると、福島第一原発に押し寄せた津波は5メートル前後と想定されると追及。敷地内への浸水の高さを表す「浸水高」を「津波高」と混同し、政府やIAEAの報告書に記載しているとして、報告書の記載の訂正を求めた。
これに対し、東京電力の広報部原子力センターの三友正喜所長は「津波とか遡上高といった概念の差はあるだろうが、14メートルの水が来たと認識している。待って欲しい」と回答。会場からは、原発推進政策を変えないために、「想定外の津波による事故」と説明を繰り返しているのは意図的な嘘だとの声があがった。
この他、交流電源の喪失は全て地震によるものであったことや、東京電力が記者会見などで否定している地震による配管破断が起きている可能性も、市民の指摘により、次々と明らかにされた。更に、3号機の爆発が,使用済み燃料プールの即発臨界であったのではないかとの質問に対しても、明確な反論が出来ず回答を留保した。
IAEAに対する政府報告
( http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/backdrop/20110607001.html )
2011年6月21日火曜日
何も変わってない
以下は5月12日にフェイスブックに載せた文章です。福島県や県立医大のホームページを見てから、すっかり落ち込んで、気持ちは振り出しに戻ってしまいました。お医者さんたちも県の偉いひとたちも、いつまでたっても両論を提示して私たちに考えさせてくれたりしてませんね。
リスクアドバイザーの方に至っては、異論に耳傾けるそぶりすらありません。広島・長崎のデータから出発することしか頭になくて、新たにお勉強をする気はなさそうです。ニ本松講演での聴衆男性とのやりとりでは無知をさらけ出してやりこめられているようにすら見えました。
http://www.ustream.tv/recorded/14446126
わかってて言い含めようとするのは悪質だと思ってましたが、もしかしてもう頭かたくなっててまともな議論は無理なのでは?県立医大のホームページに載っている講演を聴いてたら、なさけなくなってきました。このひとをつれてきて、いつまでも危険なポジションに据え続けている福島県知事への疑念がつのってきています。
このまま私たちは「100ミリシーベルトまでは安全」というご高説を証明するために数十年にわたってデータを提供し続けるわけなんでしょうか。もっともECRRの研究成果のほうが正しかったとなった場合、データ提供できる時間だってみんなが思ってるほど長くないのかも知れませんけど。子供たちに最初に被害が現れてくるなんて、くやしいなあ。
ICRP と ECRR (その1)ぼくはしろうとです。経験も専門知識もありません。虚心坦懐。無知の知?ソボクなギモン・・・
もとより医学者でもなければ生物物理学者でも医療社会学者でも、ましてや倫理学者でも哲学者でもありません。いつのまにか被曝者となっていた無知な市民の一人であります。
ど うもおかしい。ICRP109, 111, Fukushima Reportなどの話だ。平常時は1mSv/yまでだったはずの基準が、時に1-20mSv/y までは可となり、それも実現不能なら緊急時に限り20-100mSv/yまでを許容せよ。なんだこれ?人の健康に関わる話なのに、なぜこんなに文字通り 「桁違いに」おおざっぱなのだ?科学的な体裁をしてるからにはエヴィデンスに基づいているの?
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,html
http://www.icrp.org/publications.asp
ICRP と ECRR (その2)今はまだ危機の最中では?
わが福島で今起きていることは、ポポポポーンと派手に爆発してから2ヶ月あまり、徐々に収束に向かってこの逆の経過をたどっていると説明されてはみても、剣呑なことこの上ない。
し かも今回はかまってられないから(別枠にして?)250まで大盤振る舞いだ?作業員は命を削らされている。いわきはそんなに心配するほどでないって?でも 福島や郡山なんか、本当は赤ちゃんや幼稚園児や小学生だって、できれば遠くに逃げてなきゃいけないんじゃありませんか?
http://www.monipo.net/blog/radiation/134-137-110506/
ICRP と ECRR (その3)エライひとってどっちの味方?福島県のリスクアドバイザーの先生って?
電力会社や日本政府どころの話じゃない。多くのお医者さんたちがふつうに信頼を置いているICRPの勧告そのものが、相当怪しげなものに思えてきた。人間の健康と企業の利害や行政の管理責任をはかりにかけてもてあそんでるんじゃないだろうか?
気になって調べれば調べるほど、肉体と意志を持つ一個の主体としてのひとりひとりの人間の尊厳と、巧妙に作り上げられた一握りのひとのための利益共同体の安定と、どっちを大切にするかという問題に行き当たりそうだ。
ひとが語る言葉にしろ、報告書や勧告書としてひとの手で書かれた文章にしろ、どちらの立場に視点を置いてものをみているのか、底意が透けて見えてくる(ような気がする)
いわゆる「専門家」としてお墨付きをいただいたお歴々、行政から拝領したたいそうな肩書きに飾られた方々の行状に、きわめて危険なにおいをかぎつけた(ような気がする)私こそ、ふつうからみれば「危険分子」なのでしょうか?
ICRP と ECRR (その4)オレってどっち側だっけ?
ま ず自分はどちらのサイドなのか、よく考えてみよう。そうだ、紛れもなくぼくは被害者だぞ。津波から逃れて避難所に泊まっていたとき、原発事故の追い打ちに よって超ビビらされ、一時ははるばる和歌山くんだりまでトンヅラしたものだった。すぐには戻れず、静岡や埼玉を転々としたっけ。
今 だって結構ひどい目に遭わされている。余震に跳び起きるたび、津波で注水作業が中断しまいか?電源喪失はないか?格納容器は無事か?水蒸気爆発はないか? 燃料が偏って再臨界してないか?プールはひびが入って水漏れしてないか?まさか六カ所は?なんて、心配事は芋づるのようにあとからあとから・・・・安心し て眠られやしない。命を張っている作業員の人たちのことを真っ先に案ずるべきなのだろうが、自分の心配ばっかりしてる。でも、これいけないことか?もっと 言うと、電力会社の株価とか、日本経済の安定とか、政府の賠償限度額とか、天下国家のことを心配しなければならないとでも言うのだろうか?
ICRP と ECRR (その5)どうも変だぞ?ほかに基準はないのか?
放射線の健康に与える影響評価の基準として、ICRPの勧告ばかりが話題にされるけど、どうもヨーロッパの方ではこちらはあまりあてにされてないらしい。 チェルノブイリの被害を長期にわたって経験してきた彼らは、もともとは核兵器による高線量外部被曝の影響分析に用いられた仮説と手法に立脚するリスク評価 では、自分たちが日々苦しんでいる健康被害の説明がつかないことにとうに気づいていたようだ。
彼らは欧州議会に諮り、独自に組織を立ち上げ、新たな視点から報告書をまとめ上げ公表した。低線量長期慢性被曝による、細胞レベルでの主に内部被曝による影響を測る新たな手法の提案だ。
http://www.euradcom.org/
このホームページ自体にまだ日本語版はないけど ECRR 2010 がPDFで全文ダウンロードできる。
(「美浜の会」が翻訳を載せていました。6月22日追加)
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
ICRP と ECRR (その6)イデオロギーに荷担する気はない。でも、どっちが自分のためになるのかな?
福島にとどまり続ける我々はどちらに依るべきなのだろうか?どちらの立場の学者の意見に耳傾けるべきなのだろうか?もちろん、それはこちらの立場をどうとら えるか次第だ。原発利権サイドか、被害者か?行政側組織を守る立場か、個人として己や家族の健康被害に神経を尖らせる側か?
残念ながらこの対立は、少なくとも今の我が国においては、きわめて先鋭的に「原発推進派か、反原発活動家か?」という問いに、見事に直結してしまう。いまさら革マルだの、革労協だのって旗振りするつもりもないし・・・自分の中にある種のアレルギーがあって踏み切れない。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/91a87a5aa6a956eb7704eb6ed0406dc0
しかたないからスローガンも「反原発」の戦いって身構えないで、からっと明るく「脱原発」なんでしょうね?
ICRP と ECRR (その7)ちゃんと守ってね!利権じゃなくてオレたちを・・・
3月20付けでこの委員会として福島原発事故へのアドバイスが寄せられた。政府は黙殺したのかな?
http://www.euradcom.org/publications/publications.htm
リスクアドバイザーの方に至っては、異論に耳傾けるそぶりすらありません。広島・長崎のデータから出発することしか頭になくて、新たにお勉強をする気はなさそうです。ニ本松講演での聴衆男性とのやりとりでは無知をさらけ出してやりこめられているようにすら見えました。
http://www.ustream.tv/recorded/14446126
わかってて言い含めようとするのは悪質だと思ってましたが、もしかしてもう頭かたくなっててまともな議論は無理なのでは?県立医大のホームページに載っている講演を聴いてたら、なさけなくなってきました。このひとをつれてきて、いつまでも危険なポジションに据え続けている福島県知事への疑念がつのってきています。
このまま私たちは「100ミリシーベルトまでは安全」というご高説を証明するために数十年にわたってデータを提供し続けるわけなんでしょうか。もっともECRRの研究成果のほうが正しかったとなった場合、データ提供できる時間だってみんなが思ってるほど長くないのかも知れませんけど。子供たちに最初に被害が現れてくるなんて、くやしいなあ。
ICRP と ECRR (その1)ぼくはしろうとです。経験も専門知識もありません。虚心坦懐。無知の知?ソボクなギモン・・・
もとより医学者でもなければ生物物理学者でも医療社会学者でも、ましてや倫理学者でも哲学者でもありません。いつのまにか被曝者となっていた無知な市民の一人であります。
ど うもおかしい。ICRP109, 111, Fukushima Reportなどの話だ。平常時は1mSv/yまでだったはずの基準が、時に1-20mSv/y までは可となり、それも実現不能なら緊急時に限り20-100mSv/yまでを許容せよ。なんだこれ?人の健康に関わる話なのに、なぜこんなに文字通り 「桁違いに」おおざっぱなのだ?科学的な体裁をしてるからにはエヴィデンスに基づいているの?
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,html
http://www.icrp.org/publications.asp
ICRP と ECRR (その2)今はまだ危機の最中では?
わが福島で今起きていることは、ポポポポーンと派手に爆発してから2ヶ月あまり、徐々に収束に向かってこの逆の経過をたどっていると説明されてはみても、剣呑なことこの上ない。
し かも今回はかまってられないから(別枠にして?)250まで大盤振る舞いだ?作業員は命を削らされている。いわきはそんなに心配するほどでないって?でも 福島や郡山なんか、本当は赤ちゃんや幼稚園児や小学生だって、できれば遠くに逃げてなきゃいけないんじゃありませんか?
http://www.monipo.net/blog/radiation/134-137-110506/
ICRP と ECRR (その3)エライひとってどっちの味方?福島県のリスクアドバイザーの先生って?
電力会社や日本政府どころの話じゃない。多くのお医者さんたちがふつうに信頼を置いているICRPの勧告そのものが、相当怪しげなものに思えてきた。人間の健康と企業の利害や行政の管理責任をはかりにかけてもてあそんでるんじゃないだろうか?
気になって調べれば調べるほど、肉体と意志を持つ一個の主体としてのひとりひとりの人間の尊厳と、巧妙に作り上げられた一握りのひとのための利益共同体の安定と、どっちを大切にするかという問題に行き当たりそうだ。
ひとが語る言葉にしろ、報告書や勧告書としてひとの手で書かれた文章にしろ、どちらの立場に視点を置いてものをみているのか、底意が透けて見えてくる(ような気がする)
いわゆる「専門家」としてお墨付きをいただいたお歴々、行政から拝領したたいそうな肩書きに飾られた方々の行状に、きわめて危険なにおいをかぎつけた(ような気がする)私こそ、ふつうからみれば「危険分子」なのでしょうか?
ICRP と ECRR (その4)オレってどっち側だっけ?
ま ず自分はどちらのサイドなのか、よく考えてみよう。そうだ、紛れもなくぼくは被害者だぞ。津波から逃れて避難所に泊まっていたとき、原発事故の追い打ちに よって超ビビらされ、一時ははるばる和歌山くんだりまでトンヅラしたものだった。すぐには戻れず、静岡や埼玉を転々としたっけ。
今 だって結構ひどい目に遭わされている。余震に跳び起きるたび、津波で注水作業が中断しまいか?電源喪失はないか?格納容器は無事か?水蒸気爆発はないか? 燃料が偏って再臨界してないか?プールはひびが入って水漏れしてないか?まさか六カ所は?なんて、心配事は芋づるのようにあとからあとから・・・・安心し て眠られやしない。命を張っている作業員の人たちのことを真っ先に案ずるべきなのだろうが、自分の心配ばっかりしてる。でも、これいけないことか?もっと 言うと、電力会社の株価とか、日本経済の安定とか、政府の賠償限度額とか、天下国家のことを心配しなければならないとでも言うのだろうか?
ICRP と ECRR (その5)どうも変だぞ?ほかに基準はないのか?
放射線の健康に与える影響評価の基準として、ICRPの勧告ばかりが話題にされるけど、どうもヨーロッパの方ではこちらはあまりあてにされてないらしい。 チェルノブイリの被害を長期にわたって経験してきた彼らは、もともとは核兵器による高線量外部被曝の影響分析に用いられた仮説と手法に立脚するリスク評価 では、自分たちが日々苦しんでいる健康被害の説明がつかないことにとうに気づいていたようだ。
彼らは欧州議会に諮り、独自に組織を立ち上げ、新たな視点から報告書をまとめ上げ公表した。低線量長期慢性被曝による、細胞レベルでの主に内部被曝による影響を測る新たな手法の提案だ。
http://www.euradcom.org/
このホームページ自体にまだ日本語版はないけど ECRR 2010 がPDFで全文ダウンロードできる。
(「美浜の会」が翻訳を載せていました。6月22日追加)
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
ICRP と ECRR (その6)イデオロギーに荷担する気はない。でも、どっちが自分のためになるのかな?
福島にとどまり続ける我々はどちらに依るべきなのだろうか?どちらの立場の学者の意見に耳傾けるべきなのだろうか?もちろん、それはこちらの立場をどうとら えるか次第だ。原発利権サイドか、被害者か?行政側組織を守る立場か、個人として己や家族の健康被害に神経を尖らせる側か?
残念ながらこの対立は、少なくとも今の我が国においては、きわめて先鋭的に「原発推進派か、反原発活動家か?」という問いに、見事に直結してしまう。いまさら革マルだの、革労協だのって旗振りするつもりもないし・・・自分の中にある種のアレルギーがあって踏み切れない。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/91a87a5aa6a956eb7704eb6ed0406dc0
しかたないからスローガンも「反原発」の戦いって身構えないで、からっと明るく「脱原発」なんでしょうね?
ICRP と ECRR (その7)ちゃんと守ってね!利権じゃなくてオレたちを・・・
3月20付けでこの委員会として福島原発事故へのアドバイスが寄せられた。政府は黙殺したのかな?
http://www.euradcom.org/publications/publications.htm
この本に書いてあることは事実なんでしょうか?
プルトニウム ファイル (書評)
http://www.unitarou.org/br/ThePlutoniumFiles.html
この本の存在は友人が教えてくれました。絶版で簡単には手に入らないようですけどぜひ読んでみたいです。
自分も含めてですが、こんなふうにおとなしく福島県に住み続けている私たちって、お人好し過ぎないでしょうか?
「被災者」じゃなくて「東電」の救済策が通ってしまいました。株価は連日ストップ高です。東電の社長さん年収七千二百万ですよ。ひと世帯百万円の一時金だってあれほど渋ったのに。
jp.wsj.com/Opinions/Columns/node_238092
昔なら一揆もんじゃないでしょうか?
http://www.unitarou.org/br/ThePlutoniumFiles.html
この本の存在は友人が教えてくれました。絶版で簡単には手に入らないようですけどぜひ読んでみたいです。
自分も含めてですが、こんなふうにおとなしく福島県に住み続けている私たちって、お人好し過ぎないでしょうか?
「被災者」じゃなくて「東電」の救済策が通ってしまいました。株価は連日ストップ高です。東電の社長さん年収七千二百万ですよ。ひと世帯百万円の一時金だってあれほど渋ったのに。
jp.wsj.com/Opinions/Columns/node_238092
昔なら一揆もんじゃないでしょうか?
2011年6月15日水曜日
ホットパーティクルについての心配(ガンダーセンの警告その2)
ガンダーセンの一番新しい発表だと思います。以下に抄訳してみます。
(フェイスブックに載せたのと同じです)
6月12日付フェアウィンズ社 ユーチューブより。
http://www.youtube.com/watch?v=S5E5gtHRosQ&feature=related
(フェイスブックに載せたのと同じです)
6月12日付フェアウィンズ社 ユーチューブより。
http://www.youtube.com/watch?v=S5E5gtHRosQ&feature=related
先週のニュースで二つ重大発表があった。
1)東電は、放射性物質総放出量は、再計算の結果当初発表の2倍だったと訂正。
2)ホットパーティクルが日本全国で発見。
東電が新規に認めたのは大半がホットパーティクルのぶんだった。
燃料損傷直後に放出されたガスは、ゼノン(キセノン)、クリプトンだった。希ガスは風で運ばれ周辺を汚染した。この部分は東電発表に変更なし。
新規発表分は、大量のホットパーティクル放出。われわれが独自に行った車のエアフィルターによるモニタリング結果を裏付けたことになる。
放射性物質98パーセントは原子炉内部にあるといわれている。だが、今回発表分のホットパーティクルは、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、コバルト60などだ。
希ガスの中に入っていけばガンマー線を検知できる。だが個々のホットパーティクルを特定するのは困難だ。
東京の人は4月中、毎日10個吸入していたと見積もられる。
福島の人はホットパーティクルもおそらく30から40倍の量を吸入している可能性がある。
エアフィルター検査によると、シアトルでさえ4月中は、一日一人5個吸入していた可能性がある。
肺、そして腸、筋肉、骨に入れば、休みなく継続的に長期にわたってきわめて局所的に近隣の細胞(DNA?)を損傷し続ける。たいていは修復されるが、いずれ発ガンが心配される。いったん体内に取り込んでからは体外排出困難。最初に定着した組織にとどまり続ける。
日本からの報告で、メタリックテイスト(金属を舐めたような味わい)を経験した人がいるというのが気になる。米国西海岸でも報告がある。スリーマイルやチェルノブイリの時にもこの報告があり、放射性物質に直接さらされた兆候であると考えられる。
16日にはボストンで、福島のような事故がアメリカでも起こりうるのかについて講演予定。
2011年6月14日火曜日
ホット・パーティクルについて思うこと
6月4日のクリス・マーティンセンとのインタビューでも話題にしていたのでしたが、今度はCNNの6月7日付インタビューで、ガンダーセンがまた気になることを言っています。ホット・パーティクルがシアトルで検出されたというのです。東京でも検出されているとも。残念ですが、いわきに来てないはずがないのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=LEd_p6RhjJQ&feature=player_embedded
ホット・パーティクルは英語版のWIKIには載ってました。日本語版はありません。世界中に漂っている核の灰中では10ナノから20マイクロメートル、原発事故などの周辺地域ではそれより大きな粒100マイクロメートルから数ミリまで。原爆投下後の黒い雨や、核実験、コスモス衛星の墜落とか、発生原因はいろいろのようです。危険度については、このままは信じたくないような書き方をしてます。同じ線量でも外部被ばくに比べて数桁違うほど危険ということですよね。一方で原発推進派の医学者たちはホット・パーティクルの危険性について認めたくないようです。WIKIに書いているのは当然ECRRのバズビーさんとか「危険厨」の人ということになるでしょうか?
They are several orders of magnitude more dangerous than the same amount of radiation emitted from a large source over the whole body because if ingested or inhaled, they do damage to cells at close proximity
http://en.wikipedia.org/wiki/Hot_particle
プルトニウムが含まれるとは書いてありますが、プルトニウム微粒子のことをこう呼ぶわけではないようです。したがって、ホット・パーティクルすなわちプルトニウム微粒子そのもののように書いている字幕がしつこく繰り返し画面に映し出されるカレイドスコープなどのサイトは、その点では意図的な「煽り」サイトではないかと思います。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-610.html
しかし、呼吸によって肺に吸入されれば内部被ばくとして非常に危険性が高いことは素人にも直観的にわかる気がします。MOX燃料を含む使用済み燃料が水素爆発で吹き上げられたのが事実なのですから、福島第一原発からの飛散物の一部にプルトニウムが含まれていることは確実と言っていいことは、どなたにも否定できないでしょう。
中鬼・大鬼や、カレイドスコープなどの、いわゆる「危険厨」と決めつけられかねないブログでは、そうとう具体的に危険度を指摘し、われわれ福島県の住民に即刻避難せよと警告しています。いや確かに相当意図的に「危険」であることを煽っているといってもいい。しかしどうでしょうか。今の私には、もはや政府や東電の公式発表を額面通りになどとても受け入れられないのですが。
この前いわきにいらした武田教授も含めて、一般に専門家の方々は、もう福島原発は力のない原発だから今後は心配ないとおっしゃいます。現在も放射性物質の外部への放出は続いているのですが、3月に比べたら桁違いに低いのだからと。本当にそうなのでしょうか?私には、少なくともここに至るまでの3ヶ月間を振り返ってみる限り、ガンダーセンの分析がことごとく正鵠を射たものだったことを認めざるを得ないのです。本日未明にも、彼が倒壊の危険性を指摘した4号機建屋から白煙が立ち上る様子が捉えられました。霧だという人もいるようですが、真上に勢いよく噴出しているので少なくとも水蒸気か何かではないでしょうか。使用済み燃料プールに異常がなければよいのですが。
http://matome.naver.jp/odai/2130798213761869701
このような告白をするのはためらわれます。
いわきは安全だと信じ、ここにとどまって故郷の復興に命をかけるのだという方々には、実に不愉快な雑音にしか聞こえないでしょう。しかし本当に安全だと信じておられるのでしょうか?もしかしたら歯を食いしばって我慢をしておられる、あるいは腹をくくって語らないことにしているだけなのではないですか?
「あーちゃん号」の記事は、本当に心に沁み入る感動的なお話でした。死してなおその尊い遺志が周りの方々に脈々と受け継がれ、あとに残された人々の福祉に役に立ち続ける。とてもポジティブな、人生肯定的な素敵なメッセージでした。読む人の心に響く記事を書きたい、そして書くことによって読む人の力になりたいという記者の熱い思いが伝わってきました。
しかし残念ながら、もとはといえば彼女の悲劇も癌がもたらしたものでした。現状のままこの地に若い人々がとどまることが、新たな悲劇につながる心配は全くないと言い切れるのでしょうか?それとも命に代えてでも最後までポジティブに生きることがなお価値あることだと奨励されるべきなのでしょうか?
若い人々を目の前に毎日を過ごしているだけに、そして朝の通勤時間帯に集団登校のかわいい小学生たちを目にせざるを得ないだけに、われわれは本当はどうしたらいいのだろうと悩まずにはいられないのです。
http://www.youtube.com/watch?v=LEd_p6RhjJQ&feature=player_embedded
ホット・パーティクルは英語版のWIKIには載ってました。日本語版はありません。世界中に漂っている核の灰中では10ナノから20マイクロメートル、原発事故などの周辺地域ではそれより大きな粒100マイクロメートルから数ミリまで。原爆投下後の黒い雨や、核実験、コスモス衛星の墜落とか、発生原因はいろいろのようです。危険度については、このままは信じたくないような書き方をしてます。同じ線量でも外部被ばくに比べて数桁違うほど危険ということですよね。一方で原発推進派の医学者たちはホット・パーティクルの危険性について認めたくないようです。WIKIに書いているのは当然ECRRのバズビーさんとか「危険厨」の人ということになるでしょうか?
They are several orders of magnitude more dangerous than the same amount of radiation emitted from a large source over the whole body because if ingested or inhaled, they do damage to cells at close proximity
http://en.wikipedia.org/wiki/Hot_particle
プルトニウムが含まれるとは書いてありますが、プルトニウム微粒子のことをこう呼ぶわけではないようです。したがって、ホット・パーティクルすなわちプルトニウム微粒子そのもののように書いている字幕がしつこく繰り返し画面に映し出されるカレイドスコープなどのサイトは、その点では意図的な「煽り」サイトではないかと思います。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-610.html
しかし、呼吸によって肺に吸入されれば内部被ばくとして非常に危険性が高いことは素人にも直観的にわかる気がします。MOX燃料を含む使用済み燃料が水素爆発で吹き上げられたのが事実なのですから、福島第一原発からの飛散物の一部にプルトニウムが含まれていることは確実と言っていいことは、どなたにも否定できないでしょう。
中鬼・大鬼や、カレイドスコープなどの、いわゆる「危険厨」と決めつけられかねないブログでは、そうとう具体的に危険度を指摘し、われわれ福島県の住民に即刻避難せよと警告しています。いや確かに相当意図的に「危険」であることを煽っているといってもいい。しかしどうでしょうか。今の私には、もはや政府や東電の公式発表を額面通りになどとても受け入れられないのですが。
この前いわきにいらした武田教授も含めて、一般に専門家の方々は、もう福島原発は力のない原発だから今後は心配ないとおっしゃいます。現在も放射性物質の外部への放出は続いているのですが、3月に比べたら桁違いに低いのだからと。本当にそうなのでしょうか?私には、少なくともここに至るまでの3ヶ月間を振り返ってみる限り、ガンダーセンの分析がことごとく正鵠を射たものだったことを認めざるを得ないのです。本日未明にも、彼が倒壊の危険性を指摘した4号機建屋から白煙が立ち上る様子が捉えられました。霧だという人もいるようですが、真上に勢いよく噴出しているので少なくとも水蒸気か何かではないでしょうか。使用済み燃料プールに異常がなければよいのですが。
http://matome.naver.jp/odai/2130798213761869701
このような告白をするのはためらわれます。
いわきは安全だと信じ、ここにとどまって故郷の復興に命をかけるのだという方々には、実に不愉快な雑音にしか聞こえないでしょう。しかし本当に安全だと信じておられるのでしょうか?もしかしたら歯を食いしばって我慢をしておられる、あるいは腹をくくって語らないことにしているだけなのではないですか?
「あーちゃん号」の記事は、本当に心に沁み入る感動的なお話でした。死してなおその尊い遺志が周りの方々に脈々と受け継がれ、あとに残された人々の福祉に役に立ち続ける。とてもポジティブな、人生肯定的な素敵なメッセージでした。読む人の心に響く記事を書きたい、そして書くことによって読む人の力になりたいという記者の熱い思いが伝わってきました。
しかし残念ながら、もとはといえば彼女の悲劇も癌がもたらしたものでした。現状のままこの地に若い人々がとどまることが、新たな悲劇につながる心配は全くないと言い切れるのでしょうか?それとも命に代えてでも最後までポジティブに生きることがなお価値あることだと奨励されるべきなのでしょうか?
若い人々を目の前に毎日を過ごしているだけに、そして朝の通勤時間帯に集団登校のかわいい小学生たちを目にせざるを得ないだけに、われわれは本当はどうしたらいいのだろうと悩まずにはいられないのです。
2011年6月9日木曜日
国も県も被ばく住民の味方のはずだ。安心しようよ。
飯舘村の皆さんがホールボディーカウンターを求めておられたらしいけど・・・
https://www.readability.com/mobile/articles/son8jeco?mobile-shortener-banner=1
まさかこのまま終わるはずないよ。きっと慎重に議論してくれてるのさ。おれたち住民は自分のことばかり心配してないで、少しは国や県や東電の立場を考えてやろうよ。
今までだってすぐには真相はわからなかったんだし。もちろんSPEEDIはあったけど、官邸だって福島県だってすぐにホイホイ市町村には見せられなかったさ。おれたちがパニック起こすのが心配だったからね。
一刻を争うときこそ、よく考えて慎重にしないとね。せっかく無理して伸ばした耐用年数をむざむざ海水注入でそう簡単にパアにできるかって。あとあとの賠償とかもね。とりあえず同心円で避難指示。まずは3キロ、5キロ、10キロ、そして20キロ。30キロまでは屋内退避で、それ以遠は大丈夫っと。(はずしてくれっていうなら大歓迎だよ。あとは自主避難だから賠償なしだからね。約束だよ。)もちろん最初からレベル7なんて言えなかったし、メルトダウンなんて口滑らせたひとはすぐ更迭したからね。真実はいずれわかるからいいんだ。ウソついてるつもりはないよ。高度な政治的判断っていうんだよ。
住民の健康が二の次でいいとまでは言わないよ。でもちゃんと安全キャンペーンを張らないと地元の生産者や産業界が困るでしょ。「100ミリまでは安全。外でマスクしないでのびのび遊んでください。」
そう言われてたんだから信じ続けるからね。測ってくれなくてもいいよ。ただちに影響はないんだものね?でも変だね?低線量長期被ばくの健康影響を調査する世界的プロジェクトに、福島県民全員の協力が必要なんじゃなかったっけ?今測定しておかないでいつ測るの?
https://www.readability.com/mobile/articles/son8jeco?mobile-shortener-banner=1
まさかこのまま終わるはずないよ。きっと慎重に議論してくれてるのさ。おれたち住民は自分のことばかり心配してないで、少しは国や県や東電の立場を考えてやろうよ。
今までだってすぐには真相はわからなかったんだし。もちろんSPEEDIはあったけど、官邸だって福島県だってすぐにホイホイ市町村には見せられなかったさ。おれたちがパニック起こすのが心配だったからね。
一刻を争うときこそ、よく考えて慎重にしないとね。せっかく無理して伸ばした耐用年数をむざむざ海水注入でそう簡単にパアにできるかって。あとあとの賠償とかもね。とりあえず同心円で避難指示。まずは3キロ、5キロ、10キロ、そして20キロ。30キロまでは屋内退避で、それ以遠は大丈夫っと。(はずしてくれっていうなら大歓迎だよ。あとは自主避難だから賠償なしだからね。約束だよ。)もちろん最初からレベル7なんて言えなかったし、メルトダウンなんて口滑らせたひとはすぐ更迭したからね。真実はいずれわかるからいいんだ。ウソついてるつもりはないよ。高度な政治的判断っていうんだよ。
住民の健康が二の次でいいとまでは言わないよ。でもちゃんと安全キャンペーンを張らないと地元の生産者や産業界が困るでしょ。「100ミリまでは安全。外でマスクしないでのびのび遊んでください。」
そう言われてたんだから信じ続けるからね。測ってくれなくてもいいよ。ただちに影響はないんだものね?でも変だね?低線量長期被ばくの健康影響を調査する世界的プロジェクトに、福島県民全員の協力が必要なんじゃなかったっけ?今測定しておかないでいつ測るの?
2011年6月4日土曜日
独学で・・・
冬眠あけのせいかネクラなことばかり書いてます。グチを言ってるだけじゃなんの役にも立ちませんね。
こどもにもわかるようなやさしいことばで、今おきていることを冷静にぶんせきしてちゅういを与えてくれるブログをみつけました。
「独学でススメ 」というタイトルで、オモテ向きにはお勉強法のコラムがならぶんですけど・・・
http://dokugaku.info/2011/04/post-1317.html
一番下のほうから次へとか前へとかボタンを押していろいろお勉強させていただきました。
下記のような、こどもにはちょっと毒のあるコメントもございます。こどもはすなおにお上のいうことをつゆほどもうたがわぬようなちゅうじつなしもべにそだてあげませんといけませんね・・・文科省からおしりペンペンされてしまいますよ。
有能な官僚であれば、そして、有為の現実的な政治家であれば、損害賠償の範囲を、福島原発周辺の市町村に限定し、福島近県の漁業・農業だけに止める ことができるよう、全力をあげるように思います。
それが彼らの仕事だからでございます。情報やデータを隠す、または、広く拡散させないのは、実に有効な裁判対策でございます。
こどもにもわかるようなやさしいことばで、今おきていることを冷静にぶんせきしてちゅういを与えてくれるブログをみつけました。
「独学でススメ 」というタイトルで、オモテ向きにはお勉強法のコラムがならぶんですけど・・・
http://dokugaku.info/2011/04/post-1317.html
一番下のほうから次へとか前へとかボタンを押していろいろお勉強させていただきました。
下記のような、こどもにはちょっと毒のあるコメントもございます。こどもはすなおにお上のいうことをつゆほどもうたがわぬようなちゅうじつなしもべにそだてあげませんといけませんね・・・文科省からおしりペンペンされてしまいますよ。
有能な官僚であれば、そして、有為の現実的な政治家であれば、損害賠償の範囲を、福島原発周辺の市町村に限定し、福島近県の漁業・農業だけに止める ことができるよう、全力をあげるように思います。
それが彼らの仕事だからでございます。情報やデータを隠す、または、広く拡散させないのは、実に有効な裁判対策でございます。
安全、安全と言われるたび、ずっと疑ってた・・・ずっと心配してた・・・
今回の事故で「いわきは安全」というのがずっと気になってた。空間線量が県北西部よりずっと低いからもう大丈夫って。
国も県もモニタリングこそ唯一の安全対策みたいな言い方するもんだから、みんな夢中になって計測してる。でも測定してるのは基本的に地上1メートルのガンマ線だけじゃない?
3号機の爆発がプールの使用済みMOX燃料の臨界爆発を伴っていたことは、海外ではもう議論の余地ない事実だ。オレンジの閃光に続いて黒煙と共に空中高く吹上げられたデブリスがバラバラと降り注ぐ映像は強烈だよね。なぜか国内メディアは一切放送しなかったけど、少量であれウランやアメリシウムやプルトニュームがグアム、ハワイを経てカリフォルニアに達していたよね?(これが少量じゃなかったって話すらあるけど)
一時発電所構内でプルトニューム発見のニュースがあったけど、その後パタッと止んじゃったから発見されてないんだと思って「安心」してた。実は見つけにくいから本気で計測してないだけだったんだね。
あのときは風はまず北から吹いてきて、高濃度のブルームがいったんいわきまで延びてしばらく滞在してたらしいよ。その後偶然南東からの風に巻かれて浪江津島や飯舘方面へ流されて、局地的な雨やみぞれによって降下定着したという解釈が自然だと思う。だからSPEEDIの初めて公開された画像にはいわきまで延びるヒトデの足が一本しっかりあったんだよね。
ICRP基準とECRR基準とで、どちらに基づくのが福島の現状にふさわしいのか、 実は国や県、そして東京電力さんたちと、オイラたち原住民との間で、利害は相反するんだよね。最初からわかってたさ。リスクアドバイザーのことばなんてハナから信じちゃいけなかったんだよ。
http://www.youtube.com/watch?v=59YfuzGzbus
国も県もモニタリングこそ唯一の安全対策みたいな言い方するもんだから、みんな夢中になって計測してる。でも測定してるのは基本的に地上1メートルのガンマ線だけじゃない?
3号機の爆発がプールの使用済みMOX燃料の臨界爆発を伴っていたことは、海外ではもう議論の余地ない事実だ。オレンジの閃光に続いて黒煙と共に空中高く吹上げられたデブリスがバラバラと降り注ぐ映像は強烈だよね。なぜか国内メディアは一切放送しなかったけど、少量であれウランやアメリシウムやプルトニュームがグアム、ハワイを経てカリフォルニアに達していたよね?(これが少量じゃなかったって話すらあるけど)
一時発電所構内でプルトニューム発見のニュースがあったけど、その後パタッと止んじゃったから発見されてないんだと思って「安心」してた。実は見つけにくいから本気で計測してないだけだったんだね。
あのときは風はまず北から吹いてきて、高濃度のブルームがいったんいわきまで延びてしばらく滞在してたらしいよ。その後偶然南東からの風に巻かれて浪江津島や飯舘方面へ流されて、局地的な雨やみぞれによって降下定着したという解釈が自然だと思う。だからSPEEDIの初めて公開された画像にはいわきまで延びるヒトデの足が一本しっかりあったんだよね。
ICRP基準とECRR基準とで、どちらに基づくのが福島の現状にふさわしいのか、 実は国や県、そして東京電力さんたちと、オイラたち原住民との間で、利害は相反するんだよね。最初からわかってたさ。リスクアドバイザーのことばなんてハナから信じちゃいけなかったんだよ。
http://www.youtube.com/watch?v=59YfuzGzbus
2011年6月3日金曜日
「安全」基準など存在しない
マレーシアの原発建設地を視察していたIAEA使節団が、放射線に「安全」基準など存在しないとインタビューに答えたそうだ。すべての基準は「ベネフィット」に基づいて決められているとする。ICRP基準は一心同体といえるだけに黙視しがたい。
ひねた見方をするなら、原子力の生み出す「利益・利権」と読みたくなるが、せめてそうではないと願いたい。発電ばかりでなくエックス線やMRIなど医療用途もある。リスクをコストの一部として組み込み、民生へのベネフィットと対置して相対化する見方と読まなければ、本当に救いはない。
主としてICRP基準を典拠としつつも、なお緩めな基準を空間線量にも土壌にも適用するわが国の行政。国も県も。これで市町村レベルが住民の味方をしてくれなかったら、いったいなんのための行政か?政権党に聞きたい。この国は「民主」国家だったのか?もう本当に亡国ではないか。
http://www.freemalaysiatoday.com/2011/06/02/theres-no-safe-radiation-level/
the IAEA’s radiation standards were merely an “international consensus” as studies had not found a safe level of radiation.
「単なる国際的コンセンサス」に過ぎず「安全レベル」など見つけられなかった・・・はあ?
He also cited a study from the National Academy of Science which said that one out of five workers would suffer from cancer if exposed to what the IAEA deemed an allowable radiation level.
IAEAが「許容できる」とみなす放射線レベル にさらされた原発労働者の5人に一人は癌に苦しむことになろう・・・ええっ、なんですって!
ひねた見方をするなら、原子力の生み出す「利益・利権」と読みたくなるが、せめてそうではないと願いたい。発電ばかりでなくエックス線やMRIなど医療用途もある。リスクをコストの一部として組み込み、民生へのベネフィットと対置して相対化する見方と読まなければ、本当に救いはない。
主としてICRP基準を典拠としつつも、なお緩めな基準を空間線量にも土壌にも適用するわが国の行政。国も県も。これで市町村レベルが住民の味方をしてくれなかったら、いったいなんのための行政か?政権党に聞きたい。この国は「民主」国家だったのか?もう本当に亡国ではないか。
http://www.freemalaysiatoday.com/2011/06/02/theres-no-safe-radiation-level/
the IAEA’s radiation standards were merely an “international consensus” as studies had not found a safe level of radiation.
「単なる国際的コンセンサス」に過ぎず「安全レベル」など見つけられなかった・・・はあ?
He also cited a study from the National Academy of Science which said that one out of five workers would suffer from cancer if exposed to what the IAEA deemed an allowable radiation level.
IAEAが「許容できる」とみなす放射線レベル にさらされた原発労働者の5人に一人は癌に苦しむことになろう・・・ええっ、なんですって!
「安全」 と思いたいのは山々なれど・・・
東電の発表も事故処理も、政府や福島県の対策も、とても「安心」できるようなものではありませんでした。
http://www.unity-design.info/staff/blog/?m=20110524
東電の発表も事故処理も、政府や福島県の対策も、とても「安心」できるようなものではありませんでした。
http://www.unity-design.info/staff/blog/?m=20110524
内閣不信任のごたごたよりこちらが心配
ツイッターやブログの効用はもちろんだが、youtube だの youstream だので大手メディアが報じない映像を見ることで、「大本営発表」を疑ってかからないと「自分たちの身が危ない」ということを知った。
原発事故の海外専門家による分析、国際的事故過酷度レベル判定、SPEEDI未公開問題、 20ミリシーベルト問題、土壌汚染の深刻度と、挙げていけばきりがない。
だけどもしかするとこの先は「大本営発表」に背く報道をしたら 「自分たちの身が危ない」ということになりかねないのかな?
いわゆるフリージャーナリストたちの活動にどんどん規制がかけやすくなるのではと心配だ。
どさくさのかげで・・・
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/308729604cac0fab7b9e137e07ccc7df
原発事故の海外専門家による分析、国際的事故過酷度レベル判定、SPEEDI未公開問題、 20ミリシーベルト問題、土壌汚染の深刻度と、挙げていけばきりがない。
だけどもしかするとこの先は「大本営発表」に背く報道をしたら 「自分たちの身が危ない」ということになりかねないのかな?
いわゆるフリージャーナリストたちの活動にどんどん規制がかけやすくなるのではと心配だ。
どさくさのかげで・・・
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/308729604cac0fab7b9e137e07ccc7df
2011年6月2日木曜日
本当のリスクを教えてくれるアドバイザーがほしい
原発北西部の汚染はチェルノブイリ並みのベクレル数
土壌汚染の危険度は、シーベルトやベクレルで表記しただけでは、なお足りない。
土の性質によって植物がセシウムを吸収する度合いが違うらしい。
福島県に泥炭地はなかった・・・はずだが?
この方たちこそ不信任
トンデモ官邸団 : 総理が誰でもこの取り巻きでは?
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka.html
その1 「同心円」
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g2.html
SPEEDI情報を持ちながら公表を禁じて20キロの「同心円」・・・結果として飯舘村や川俣町山木谷の高濃度初期被曝・・・はたして言い訳の余地あるでしょうか?
その2 「飯舘は安全」
http://fpaj.jp/news/archives/4141
わざわざ出向いて「安全」と洗脳に成功したはずでしたが・・・直後に村は遅ればせながら計画的避難を指示されたのでした。
その3 「放射性ヨウ素」
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g6.html
チェルノブイリを超える土壌汚染地区に「安全」と言われ続けて避難もせず滞在。子供の甲状腺ガンが心配されるこのタイミングで、バセドウ氏病治療に 効果があったと言われても・・・
その1 「同心円」
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g2.html
SPEEDI情報を持ちながら公表を禁じて20キロの「同心円」・・・結果として飯舘村や川俣町山木谷の高濃度初期被曝・・・はたして言い訳の余地あるでしょうか?
その2 「飯舘は安全」
http://fpaj.jp/news/archives/4141
わざわざ出向いて「安全」と洗脳に成功したはずでしたが・・・直後に村は遅ればせながら計画的避難を指示されたのでした。
その3 「放射性ヨウ素」
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g6.html
チェルノブイリを超える土壌汚染地区に「安全」と言われ続けて避難もせず滞在。子供の甲状腺ガンが心配されるこのタイミングで、バセドウ氏病治療に 効果があったと言われても・・・
2011年6月1日水曜日
shing02 というミュージシャン
このミュージシャン、凄い知性だと思います。
「僕と核2006」
http://www.e22.com/atom2/
「僕と核2011」より
日本産婦人科学会への抗議文
http://www.e22.com/atom2/jsog.htm
日本政府、ICRP、ECRRのリスクモデルと見解の違い
http://www.e22.com/atom2/risk_dose.htm
原子力産業と被ばく者の歴史相関図
http://www.e22.com/atom2/history.htm
原子力をめぐるメディア、国民、政府の相関図
http://www.e22.com/atom2/media.htm
「僕と核2006」
http://www.e22.com/atom2/
「僕と核2011」より
日本産婦人科学会への抗議文
http://www.e22.com/atom2/jsog.htm
日本政府、ICRP、ECRRのリスクモデルと見解の違い
http://www.e22.com/atom2/risk_dose.htm
原子力産業と被ばく者の歴史相関図
http://www.e22.com/atom2/history.htm
原子力をめぐるメディア、国民、政府の相関図
http://www.e22.com/atom2/media.htm
福島県はいまだに県民をさらに少しでも多く被曝させたいのか?
なぜ今となっては重大な事実誤認だらけの、このような住民慰撫の世迷い言をホームページに貼り付け続けて、我々無知蒙昧な民を愚弄し続けるのか?
共同研究をされる福島医大の先生たち、県内のお医者さんたちは、直接お話をされてこの見解をお認めになっておられるのか?この方の講演を生で聴かれたり、ラジオで聞かれたりされて、あるいはこの動画をご覧になられて疑問に思われたことはないのか?
この内容と、講演がなされたタイミングと背景と場所と、一番重要なその意図を考えたとき、現在もこのように県のページに堂々と示し続ける行政の神経はどういうものか?この方に我々の健康へのアドバイスをゆだねて大丈夫だろうか?
一部の訂正文を書き加えただけで、古い誤った情報に基づく能天気なお話を繰り返し県民の目にさらし続けることを当然と考えているのか?無警戒な人間は、今後もこれを見て放射線被曝リスクを過小評価する愚を、延々と繰り返してしまうではないか!
他のリスクアドバイザーの方々に比べ、山下教授の発言が結果として招く悪質性は目に余る。害毒ですらあると思う。福島県がいくら手当を支給しているのか知らないが、即刻お引き取り願わねば犠牲者が増えるばかりである。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23695
訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。
訂正はこれだけでは足りないし、そもそも謝罪するのは数値の誤りに対してではなく、あなたを信用してマスクもせず大量に内部被曝をした県民に対してではないか。
講演で露払いを務めた高村教授のほうも山下先生の門下生らしい。事故収束の目処が立たない現時点では、以下の発言も疑問だ。
「チェルノブイリより汚染はずっと少ない。」「正しい情報を集めてください。」
「最悪の状況を想定するのは誰でもできること」という発言は困る。実際には公式にはどなたもなさってくださらなかった。ネットである程度的確に危険性を指摘していた情報は、「危険厨」と揶揄され、はては政府からネット上の「デマ」「流言飛語」に気をつけてください、などと「差別」視されていた。あげくは政府にとって「不都合な真実」はプロバイダー等に削除を求める条例?までそそくさと創り上げられていた。
「海外のメディアは事故の深刻さを過大視している。日本の情報が正しく海外に伝わっていないからです。」という主旨の発言も、レベル7を追認した今となっては全く逆だったことになる。これも謝罪と訂正が必要であろう。県がいつまでもこの主張を公式ページに貼り付け続けるのは危険ですらある。当初の東電と日本政府の楽観的認識表明に対して、海外は意図的隠匿だったと見なしている。
「どこかで線引きをしなければならない。安全だといえるから線引きをするんです。」時に「安全」と口にし、時に科学者として「安全」とは口にできないと言う。
「なぜ避難させないんですか?」「ここが知恵の絞りどころです。」
汚染地区住民を避難させないために知恵を絞っているとでも言うのですか?
「少しは甲状腺被曝をするかもしれない。」
飯舘村は多くの子供さんたちが高濃度汚染にさらされたと心配されますが、本当に少しだったでしょうか?
「内部被曝はガンの芽を生じさせるでしょ」
じゃあ危険性を認めてんですか?
「報道関係者は自分たちの科学的知識のなさを暴露しました。」
あなたでしょ?
「作業員の基準が100ミリシーベルトが250ミリシーベルトに引き上げられた。」
だから公衆の被曝量など問題ないとでも言いたげですが?
「内部被曝は外部被曝の10分の1。そういうリスクは少ないです。」
その根拠は?文科省は2パーセントと言っていました。別の場所ではご自身が内部被曝の危険性は誰にもはっきりしたところは判らないと言っている。
「(少量長期被曝のほうが)生物学的には圧倒的に少量浴びるほうが障害がでません。これは明確に疫学的に証明されてますし、動物実験でも、私がやった細胞のレベルでも判ってます。」「少量の慢性被曝の危険は非常に低いと思ってもらって結構です。」
こんなふうに自信を持って明確に語るのは山下先生だけです。(だから安心できません。)
「(食品の安全についても)基準以下になったら、まったく考慮する必要はありません。」
まったく考慮しなかったら食べ続ける内にストロンチウムなど骨にどんどん蓄積されていきませんか?恐ろしいこと言いますね。
「環境の汚染の濃度が100マイクロシーベルト/hをこさなければ、まったく健康に影響を及ぼしません。ですからもう5とか10とか20とかいうレベルで、外へ出ていいかどうかということは、もう明確です。昨日もいわき市で答えられました。今いわき市で外で遊んでいいですか?ああもうどんどん遊んでいいです。福島もおんなじです。全く心配することありません。」
この日のいわき市の空気中放射能濃度(Bq/m^3)は異常に高かったという記録があるのですが。つまり先生のおことばを真に受けて、どんどん外で遊び回って汚染物質を胸一杯吸い込んだお子さんがたくさんおられたとしたら・・・
「健康への影響は微々たるものです。一般の住民に対する不安はまったくありません」「次の世代に対する責任はあります。」
リスクアドバイザーの不用意な「安心」発言のために、本来避けられたかもしれない被曝を被った方にとって、一番責任があるのはあなたということになってしまいます。
「皆様方からも、手厳しいいわきのような質問をしてください。」って言ってますけど?
いわきに対する反感がにじみます。二本松での講演でもいわきの「難民」の柄の悪さを「浜通りは人間が違うんだそうですね」と取り上げられていました。
今日気づきましたが、伊達市でも住民に見え透いたウソを言っていたんですね。殊勝な顔でしゃあしゃあと語る明らかなウソの数々。
http://www.youtube.com/watch?v=kTF2gCugInc&feature=related
「100ミリシーベルトは子供にとっての安全を考えて定められた基準です。」
耳を疑います。100ミリが子供への基準って誰が言ってますか?口からでまかせでは?現に福島県ホームページであなたの3月の動画の下に訂正文が載っているじゃないですか。
「だから日本では20ミリシーベルトという一番厳しい基準に決めたのです。本当は20ミリシーベルトを超えても50ミリシーベルトを超えても、危険はないのですが。本当は絶対安全だと言いたいんです。でも科学者だからそう言えないんです。」
私たち住民は、現状が「安全」じゃないことくらいアドバイザーに言われなくても判っています。「安全」でなどない状況で、誰もあなたに「絶対安全です」「絶対安心です」となんか言ってほしくないんです。
もしもあなたにそう言ってほしい人がいるとすれば、それは賠償責任を負うことを自覚している人たちではないですか?責任企業がそう思うのはやむを得ないとしても、国や県がまさかそれを願ってこの人をいまだにNHKニュースでしゃべらせたり、ホームページに能天気な「安全」断言講演ビデオを載せ続けているのではないでしょうね?
はあ?でも今頃変ですね?あなたはまさに初期被曝を避けなければならないときに、実に精力的に県内各地にでかけては「絶対安全です」と触れ回って住民をその地にとどまらせてきたではありませんか。
「内部被曝の評価は難しいです。でも子供さんに放射性ヨウ素はとらせないようにするのは大事です。」
「お母さん方を安心させるのは難しいです。感性的感情的にそのレベルを理解していただけないからです。」
「科学」として疫学的、統計学的に「有意」な結果を得るためには、福島県の皆さん全員のご協力が必要なのですね?統計学的に「有意」な結果を導けるほどに多数の被害者を高濃度から低レベルまで多様な被爆環境に据え置いて、そうまでして「科学的」な研究成果を出したいのですか?
あなたは「リスクアドバイザー」でしょ?ひとりでも、すこしでも、被害を少なくする方向にアドバイスしてくださらなくてどうするのですか?あなたの考える「リスク」って住民の被爆リスクとか健康被害リスクじゃなくて、東電や国、県の賠償リスクのことですか?
「将来評価が定まったときにどうなるのか?」「静かなる戦争だと思っています。」「マニュアルどおりにいきません。すぐ危険かというと、そうじゃないと思います。」
小児の甲状腺癌が発現するのは4年後位かららしく、そんなに先のことじゃないです。あなたがマスクもしないで外で遊び回っていいとおっしゃったいわきではプルトニュウム吸引も心配されます。
気になっていたのは僕だけではないようです。ひょっとして全国で有名になっているのでは?飯舘村に乗り込んでの住民慰撫作戦は、直後の避難指示により完全に裏目に出たようです。「田中龍作ジャーナル」より一部引用します。
爆発から10日余りが経った3月25日、福島県放射線リスクアドバイザーの高村昇・長崎大学院教授が村を訪れ講演した。高村教授は「ミスター100mSv」の異名をとる山下俊一教授門下である。
村人300人が集まり耳を傾けた。村民が「これからも安心して村で暮らしていけるのか?」と質問したのに対して高村教授は「医学的には注意事項を守れば健康に害なく村で生活していけます」と答えている。(飯舘村広報紙・3月30日発行より)
田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002384
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002408
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002426
こんなサイトに真っ先に名前の挙がる人をリスクアドバイザーに委嘱するという県のほうがどうかしてるのじゃ?県民の味方?それとも?
もしかしたら国(背後に米国?)からむりやり押しつけられた人材?女子供も極力初期被曝から逃がさないように・・・
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/42.html
二本松の市長は独自に内部被曝検査。県立医大のホールボディーカウンターは現在り利用できないため、県外の医療機関と提携する。
http://www.ourplanet-tv.org/
ガラパリは安全というのは短絡
http://d.hatena.ne.jp/inoma99/20110331/1301577220
おつかれさまでした。
共同研究をされる福島医大の先生たち、県内のお医者さんたちは、直接お話をされてこの見解をお認めになっておられるのか?この方の講演を生で聴かれたり、ラジオで聞かれたりされて、あるいはこの動画をご覧になられて疑問に思われたことはないのか?
この内容と、講演がなされたタイミングと背景と場所と、一番重要なその意図を考えたとき、現在もこのように県のページに堂々と示し続ける行政の神経はどういうものか?この方に我々の健康へのアドバイスをゆだねて大丈夫だろうか?
一部の訂正文を書き加えただけで、古い誤った情報に基づく能天気なお話を繰り返し県民の目にさらし続けることを当然と考えているのか?無警戒な人間は、今後もこれを見て放射線被曝リスクを過小評価する愚を、延々と繰り返してしまうではないか!
他のリスクアドバイザーの方々に比べ、山下教授の発言が結果として招く悪質性は目に余る。害毒ですらあると思う。福島県がいくら手当を支給しているのか知らないが、即刻お引き取り願わねば犠牲者が増えるばかりである。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23695
訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。
訂正はこれだけでは足りないし、そもそも謝罪するのは数値の誤りに対してではなく、あなたを信用してマスクもせず大量に内部被曝をした県民に対してではないか。
講演で露払いを務めた高村教授のほうも山下先生の門下生らしい。事故収束の目処が立たない現時点では、以下の発言も疑問だ。
「チェルノブイリより汚染はずっと少ない。」「正しい情報を集めてください。」
「最悪の状況を想定するのは誰でもできること」という発言は困る。実際には公式にはどなたもなさってくださらなかった。ネットである程度的確に危険性を指摘していた情報は、「危険厨」と揶揄され、はては政府からネット上の「デマ」「流言飛語」に気をつけてください、などと「差別」視されていた。あげくは政府にとって「不都合な真実」はプロバイダー等に削除を求める条例?までそそくさと創り上げられていた。
「海外のメディアは事故の深刻さを過大視している。日本の情報が正しく海外に伝わっていないからです。」という主旨の発言も、レベル7を追認した今となっては全く逆だったことになる。これも謝罪と訂正が必要であろう。県がいつまでもこの主張を公式ページに貼り付け続けるのは危険ですらある。当初の東電と日本政府の楽観的認識表明に対して、海外は意図的隠匿だったと見なしている。
「どこかで線引きをしなければならない。安全だといえるから線引きをするんです。」時に「安全」と口にし、時に科学者として「安全」とは口にできないと言う。
「なぜ避難させないんですか?」「ここが知恵の絞りどころです。」
汚染地区住民を避難させないために知恵を絞っているとでも言うのですか?
「少しは甲状腺被曝をするかもしれない。」
飯舘村は多くの子供さんたちが高濃度汚染にさらされたと心配されますが、本当に少しだったでしょうか?
「内部被曝はガンの芽を生じさせるでしょ」
じゃあ危険性を認めてんですか?
「報道関係者は自分たちの科学的知識のなさを暴露しました。」
あなたでしょ?
「作業員の基準が100ミリシーベルトが250ミリシーベルトに引き上げられた。」
だから公衆の被曝量など問題ないとでも言いたげですが?
「内部被曝は外部被曝の10分の1。そういうリスクは少ないです。」
その根拠は?文科省は2パーセントと言っていました。別の場所ではご自身が内部被曝の危険性は誰にもはっきりしたところは判らないと言っている。
「(少量長期被曝のほうが)生物学的には圧倒的に少量浴びるほうが障害がでません。これは明確に疫学的に証明されてますし、動物実験でも、私がやった細胞のレベルでも判ってます。」「少量の慢性被曝の危険は非常に低いと思ってもらって結構です。」
こんなふうに自信を持って明確に語るのは山下先生だけです。(だから安心できません。)
「(食品の安全についても)基準以下になったら、まったく考慮する必要はありません。」
まったく考慮しなかったら食べ続ける内にストロンチウムなど骨にどんどん蓄積されていきませんか?恐ろしいこと言いますね。
「環境の汚染の濃度が100マイクロシーベルト/hをこさなければ、まったく健康に影響を及ぼしません。ですからもう5とか10とか20とかいうレベルで、外へ出ていいかどうかということは、もう明確です。昨日もいわき市で答えられました。今いわき市で外で遊んでいいですか?ああもうどんどん遊んでいいです。福島もおんなじです。全く心配することありません。」
この日のいわき市の空気中放射能濃度(Bq/m^3)は異常に高かったという記録があるのですが。つまり先生のおことばを真に受けて、どんどん外で遊び回って汚染物質を胸一杯吸い込んだお子さんがたくさんおられたとしたら・・・
「健康への影響は微々たるものです。一般の住民に対する不安はまったくありません」「次の世代に対する責任はあります。」
リスクアドバイザーの不用意な「安心」発言のために、本来避けられたかもしれない被曝を被った方にとって、一番責任があるのはあなたということになってしまいます。
「皆様方からも、手厳しいいわきのような質問をしてください。」って言ってますけど?
いわきに対する反感がにじみます。二本松での講演でもいわきの「難民」の柄の悪さを「浜通りは人間が違うんだそうですね」と取り上げられていました。
今日気づきましたが、伊達市でも住民に見え透いたウソを言っていたんですね。殊勝な顔でしゃあしゃあと語る明らかなウソの数々。
http://www.youtube.com/watch?v=kTF2gCugInc&feature=related
「100ミリシーベルトは子供にとっての安全を考えて定められた基準です。」
耳を疑います。100ミリが子供への基準って誰が言ってますか?口からでまかせでは?現に福島県ホームページであなたの3月の動画の下に訂正文が載っているじゃないですか。
「だから日本では20ミリシーベルトという一番厳しい基準に決めたのです。本当は20ミリシーベルトを超えても50ミリシーベルトを超えても、危険はないのですが。本当は絶対安全だと言いたいんです。でも科学者だからそう言えないんです。」
私たち住民は、現状が「安全」じゃないことくらいアドバイザーに言われなくても判っています。「安全」でなどない状況で、誰もあなたに「絶対安全です」「絶対安心です」となんか言ってほしくないんです。
もしもあなたにそう言ってほしい人がいるとすれば、それは賠償責任を負うことを自覚している人たちではないですか?責任企業がそう思うのはやむを得ないとしても、国や県がまさかそれを願ってこの人をいまだにNHKニュースでしゃべらせたり、ホームページに能天気な「安全」断言講演ビデオを載せ続けているのではないでしょうね?
はあ?でも今頃変ですね?あなたはまさに初期被曝を避けなければならないときに、実に精力的に県内各地にでかけては「絶対安全です」と触れ回って住民をその地にとどまらせてきたではありませんか。
「内部被曝の評価は難しいです。でも子供さんに放射性ヨウ素はとらせないようにするのは大事です。」
「お母さん方を安心させるのは難しいです。感性的感情的にそのレベルを理解していただけないからです。」
「科学」として疫学的、統計学的に「有意」な結果を得るためには、福島県の皆さん全員のご協力が必要なのですね?統計学的に「有意」な結果を導けるほどに多数の被害者を高濃度から低レベルまで多様な被爆環境に据え置いて、そうまでして「科学的」な研究成果を出したいのですか?
あなたは「リスクアドバイザー」でしょ?ひとりでも、すこしでも、被害を少なくする方向にアドバイスしてくださらなくてどうするのですか?あなたの考える「リスク」って住民の被爆リスクとか健康被害リスクじゃなくて、東電や国、県の賠償リスクのことですか?
「将来評価が定まったときにどうなるのか?」「静かなる戦争だと思っています。」「マニュアルどおりにいきません。すぐ危険かというと、そうじゃないと思います。」
小児の甲状腺癌が発現するのは4年後位かららしく、そんなに先のことじゃないです。あなたがマスクもしないで外で遊び回っていいとおっしゃったいわきではプルトニュウム吸引も心配されます。
気になっていたのは僕だけではないようです。ひょっとして全国で有名になっているのでは?飯舘村に乗り込んでの住民慰撫作戦は、直後の避難指示により完全に裏目に出たようです。「田中龍作ジャーナル」より一部引用します。
爆発から10日余りが経った3月25日、福島県放射線リスクアドバイザーの高村昇・長崎大学院教授が村を訪れ講演した。高村教授は「ミスター100mSv」の異名をとる山下俊一教授門下である。
村人300人が集まり耳を傾けた。村民が「これからも安心して村で暮らしていけるのか?」と質問したのに対して高村教授は「医学的には注意事項を守れば健康に害なく村で生活していけます」と答えている。(飯舘村広報紙・3月30日発行より)
田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002384
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002408
http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002426
こんなサイトに真っ先に名前の挙がる人をリスクアドバイザーに委嘱するという県のほうがどうかしてるのじゃ?県民の味方?それとも?
もしかしたら国(背後に米国?)からむりやり押しつけられた人材?女子供も極力初期被曝から逃がさないように・・・
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/42.html
二本松の市長は独自に内部被曝検査。県立医大のホールボディーカウンターは現在り利用できないため、県外の医療機関と提携する。
http://www.ourplanet-tv.org/
ガラパリは安全というのは短絡
http://d.hatena.ne.jp/inoma99/20110331/1301577220
おつかれさまでした。
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