2011年6月4日土曜日

安全、安全と言われるたび、ずっと疑ってた・・・ずっと心配してた・・・

今回の事故で「いわきは安全」というのがずっと気になってた。空間線量が県北西部よりずっと低いからもう大丈夫って。

国も県もモニタリングこそ唯一の安全対策みたいな言い方するもんだから、みんな夢中になって計測してる。でも測定してるのは基本的に地上1メートルのガンマ線だけじゃない?

3号機の爆発がプールの使用済みMOX燃料の臨界爆発を伴っていたことは、海外ではもう議論の余地ない事実だ。オレンジの閃光に続いて黒煙と共に空中高く吹上げられたデブリスがバラバラと降り注ぐ映像は強烈だよね。なぜか国内メディアは一切放送しなかったけど、少量であれウランやアメリシウムやプルトニュームがグアム、ハワイを経てカリフォルニアに達していたよね?(これが少量じゃなかったって話すらあるけど)

一時発電所構内でプルトニューム発見のニュースがあったけど、その後パタッと止んじゃったから発見されてないんだと思って「安心」してた。実は見つけにくいから本気で計測してないだけだったんだね。

あのときは風はまず北から吹いてきて、高濃度のブルームがいったんいわきまで延びてしばらく滞在してたらしいよ。その後偶然南東からの風に巻かれて浪江津島や飯舘方面へ流されて、局地的な雨やみぞれによって降下定着したという解釈が自然だと思う。だからSPEEDIの初めて公開された画像にはいわきまで延びるヒトデの足が一本しっかりあったんだよね。

ICRP基準とECRR基準とで、どちらに基づくのが福島の現状にふさわしいのか、 実は国や県、そして東京電力さんたちと、オイラたち原住民との間で、利害は相反するんだよね。最初からわかってたさ。リスクアドバイザーのことばなんてハナから信じちゃいけなかったんだよ。

http://www.youtube.com/watch?v=59YfuzGzbus

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