いわきの子供の甲状腺がんが心配だと友人が怒っている。
ぼくは飯舘や伊達、福島の子たちを心配していた。だっていわきは「線量」低いじゃない?
友人に言わせると、3月15日ごろ爆発直後の高濃度プルームをいわきや南相馬の人たちこそが呼吸によって吸い込んでいた可能性が高いというのだ。
しかも原子力安全委員会が3月に測定し、いったんは公表したいわきの子供の甲状腺被ばく量を、個人情報保護の観点でホームページから削除したというのだ。
ぼくは個人が特定されるのを避けるにはやむを得ないかなと思った。だけど同じく怒っている人がいた。
下のほうまでたどっていくと削除された文章が個人情報のみ墨塗りにして貼られている。うーむ、世の中にはマメな人がいるものだ。これをみてしまうと全文削除は別の意図によるとかんがえるしかなくなる。
2011/08/16 nkdm4-annexe より
原子力安全委員会、子供の甲状腺の検査結果を個人の特定とは関係のない、被ばく線量などの情報まで削除
http://nkdm4.blogspot.com/2011/08/blog-post_16.html
当初、東電や政府発表のウソに対して世の中の人が「人がよすぎる」といらだちを感じていた。しかし近ごろでは前みたいに即座には怒りが湧かなくなってきている。ぼくですら麻痺してきたのか?原発ブラブラ病か?はたまた放射線と関係なしにボケが始まったか?
正直子供たちが心配です。4年か5年のうちに、かなりの確率でチェルノブイリと同じ「首輪」を身に着けざるを得なくなるのでは?いったい何の因果で?
長崎大学21世紀COE「放射線医療科学国際コンソーシアム」
http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/coe/jp/activities/elearning/
2の2)「チェルノブイリ原発事故と甲状腺がん」
山下教授は相当詳しく小児甲状腺がんの解説をしてます。高発症率も明言してますが、死亡率は低いという言及も。遺伝子レベルでの変異分析もして、科学への貢献ができたと自賛してます。
初期被ばくを回避させなかったのは山下教授のせいではないのかもしれないけど。にこにこと「安全」「安心」と語ってさらに長くとどまらせた神経はやっぱりわかんないです。
ここに紹介されたご研究を完成させるために私たちの全面的かつ献身的協力が必要なんです・・・よね?
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